個人事業主の法人化による相続税のメリット

個人事業主の方は、それぞれ様々な悩みを抱えている方がいると思います。
「仕事が、思う様に増えない」という悩みを持っている方もいれば、「万が一、自分が亡くなってしまったら、家族はどうなるのだろう?」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
「家族に、この仕事をついでもらいたい」と思っている方もいると思いますが、相続するとなれば不安もあるでしょう。
ともすれば、個人事業主を法人化することで得られるメリットのひとつ、相続税について気になるところです。

個人事業主の方が亡くなった場合には、どういった対応になるかというと、全てが財産見なされ、相続の対象となってきます。
ということは、当然相続税がかかってくるということ。しかし、法人化していれば、会社が所有しているものに関しては、相続税がかかることはありません。
中には、不動産などの資産を管理している方もいると思いますが、法人化していればこういった不動産などを相続する際にも相続税がかからないということ。

しかし、株式などを所有している場合には、相続税がかかることになりますので注意が必要。
個人事業主として仕事をしている方の中には、「子供のために、仕事をしたい」「いつかは、この仕事を子供に引き継いでほしい」と思っている方などもいると思いますが、そんな方にとっても個人事業主から法人化しておくことで、お子さんたちへ相続税という負担をかけずに相続することが出来るということ。

個人事業主の方も、ご家族がいる方が多いと思いますが、万が一のことも考えてどういった運営をして行ったら良いのか考えておくと良いかもしれませんね。
残された家族にとって、負担のない状態をつくっておくことも大切といえるでしょう。

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