個人事業主法人化の所得税のメリット

IT関連の仕事をしている方の中には、個人事業主として仕事を請けている方もいると思います。
個人事業主として仕事をすれば、仕事の幅なども広げることが出来ますし、自分がやってみたかった分野などにもチャレンジすることが出来るでしょう。
個人事業主になり、大変な思いをした方もいると思いますが、仕事が軌道にのり、仕事量が増えてきている方もいるでしょう。そんな方の中には、「法人化した方が良いだろうか?」と感じている方もいると思います。
では、個人事業主が法人化した際に得られるメリットのひとつ、所得税についてご紹介しましょう。

個人事業主として仕事をしている方は、「最初のうちは、ほとんど収入がなかった」という方も多いと思います。
誰でも、最初からすぐに仕事を得られるわけではありませんからね。
しかし、地道に営業を重ね、経験を重ねていくことで、信用が増え、仕事依頼が増えてくると収入も増えてきますよね。そして、個人事業主の場合には売上が上がれば、それだけ所得税も増えることになります。
195万円以下の場合には、5パーセントの税率となりますが、195万円から330万円以下は10パーセント。1,800万円を超えた場合には45パーセントという大きな税率となってきます。
その点、法人化した場合には、所得800万円以下であれば一律15パーセントの税率。
800万円を超えても、25.5パーセントの税率となりますから、所得が増えている方は法人化した方がメリットが大きいといえるでしょう。

このように、個人事業主として仕事をしてきた方の中には、「利益率が上がってきていて、所得税の負担が増えてきている」と感じている方もいると思います。
「所得税の負担を、どうにかしたい」と考えているのであれば、法人化することで所得税負担を抑えられるというメリットを得ることが出来るでしょう。

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